プロンティアットVR 「怨挟師」日本ゲーム大賞の結果報告

はじめまして!私達は同志社大学の「プロンティアットVR」です。プロンティアットVRは日本のVR業界を発展させるために立ち上がった学生団体です。大学生総勢19人で,VRゲームの作成や作成したVRゲームの開発記録を公開するなどの活動を行っています。他大学との合同勉強会や中高生を招いてVRの勉強会なども開催しています。
 

怨挟師

 
今回は私たちがメインで開発を行っているVRゲーム作品の「怨挟師(オンキョウジ)」について報告したいと思います。
 
怨挟師はOculus Rift CV1 & Touch向けに制作した、「陰陽師」をテーマにしたVRアクションゲームです。日本の妖怪を相手に、御札や刀などを使って攻撃し、封印することによって攻略していきます。
 
基本アクションは「はさむ(左右のコントローラを近づける)」です。敵が霊力弾を撃ってきたり、飛びかかってきたりするので、とにかくはさみます。敵の刀を素手で真剣白刃取りし、武器を奪って反撃したり、御札二枚を使った封印術「怨挟術」を発動したりと、同じ挟むアクションでも攻撃から防御までこなすことができます。地水火風を模した4つのステージを攻略し、それぞれの各ステージに存在するボス妖怪を封印することでクリアとなります。
 
怨挟師のプロモーションムービー:

 

日本ゲーム大賞に応募

 
怨挟師は今年6月末にα版が完成し、日本ゲーム大賞に応募しました!
 
国内最大のゲームコンテストとも言われる日本ゲーム大賞。2016年が「VR元年」と呼ばれた影響もあり。今年の日本ゲーム大賞アマチュア部門ではVR,AR作品でも応募可能となりました。そして8月3日、日本ゲーム大賞アマチュア部門の最終審査に進出した17作品を発表!409もの応募があった中、プロンティアットVRが作成した「怨挟師」が唯一のVR、AR作品として最終審査作品にノミネートされました!
 
最終審査までは突破できなかったものの、VR作品で唯一最終審査まで残ることができたのは、とても嬉しく思っています。VR作品がここまで通用することを世間に示すことができたので、少しでも「日本のVR業界を盛り上げる」ということに貢献することができたのかと思っています。
 
怨挟師の企画は3月から始め、実際に本格的に制作を始めたのは4月中旬でした。この作品で一番苦労した点は、テーマである「挟む」をいかにプレイヤーが体感でき、気持ちよいものにするかという部分でした。
 
まず、プレイヤーの動作を定義し、そのアクションがいかに気持ち良くて楽しいものになるか、そして、プレイヤーが慣れてきてから同じ挟むの動作で別のアクションができるようにすることで、バリエーションを生み出すことで奥深さを出すといったことも工夫したところです。
 
状況に応じて様々な「挟む」を体感してもらうことで、飽きずに最後まで遊びたくなるようなゲームを制作しました。「例えば上述した真剣白刃取りや、怨挟術(封印術)意外にも、敵の弾を跳ね返したり、水を凍らせて足場にしたり、水を発生させて火を鎮火することもできます(他にも地、火、風、雷、陰、陽などを出して様々なことができます)」。
 
色々な案もありましたが、企画メンバー全員が納得行くまで、話し合ったことは今でも後悔していないし、良かったと思ってるところです。新入生も多く、教えながらでの開発になり、とても大変でしたが、自ら積極的にタスクを拾ってくれたりと、みんなのモチベーションがとても高く、楽しい開発になりました。そうして出来上がった「怨挟師」は何よりも思い入れがありますし、この苦労が吹き飛ぶくらい面白いゲームになったと思います!
 
今後はプロンティアットVRのメンバー以外の人にも勉強会を開催し、みんなでVRゲームを制作して、すでに出場が決まっているイベントで展示会を開催するという、「プロンティハッカソン」の参加者メンバーを募集しています!今までVR作品を作ったことのない人や、VRデバイスを持っていない人でも参加が可能なので、ぜひ以下のメールアドレスか公式Twitterアカウントまでご連絡ください!
 
E-mail: prontiatvr@gmail.com
Twitter: @prontiatvr
Facebook: fb.me/prontiat
 
VR業界を盛り上げるために私達「プロンティアットVR」は活動していきます.これからもよろしくお願いします!
 
(執筆: Yuma Takenaga )
 
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